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運動を始める前の安全の基本|体調確認と公的な運動指針

清潔で落ち着いたトレーニング空間の木の床に、ネイビーのゴムマット、グレーの無地タオル、ロゴのないボトルを整え、オレンジの小さな無地タオルを差し色にした写真風の静物(イメージ)

ジムで運動を始めたいと思っても、久しぶりに体を動かすときは少し不安になるものです。まずは、その日の体調を確かめ、無理なく取り組める範囲を考えましょう。この記事では、厚生労働省の運動指針とジムの公式案内をもとに、安全の基本を整理します。

目次

運動前に確かめたい体調

体調の確認は、初めて通う日だけでなく、運動するたびに行うことが大切です。家を出る前に、発熱、だるさ、吐き気、頭痛やめまい、足腰の強い痛みなどがないか振り返りましょう。寝不足や疲れで体調が悪い日も、予定を優先しないようにします。

厚生労働省のガイドには、運動前の体調確認のチェックリストがあります。該当する項目がある場合は、無理に運動せず、休養を取り、必要に応じて医療機関を受診するよう示されています。通う予定を立てるときに、休む選択肢も持っておきましょう。

持病や服用している薬も、運動を始める前の確認事項です。高血圧や糖尿病、運動で悪化する関節などの問題がある方は、運動に伴う注意点を医師に相談してください。普段の活動量や、これから行いたい運動を伝えると、相談内容を整理できます。

ウォームアップと整理運動

準備運動と整理運動を連想させる静かなスペースに、ネイビーのゴムマットとグレーの無地ストレッチ用ベルトを置き、木の床にやわらかな自然光が広がる写真風の静物(イメージ)

ウォームアップは、本格的な運動に入る前の準備運動です。国のガイドでは、けがなどの予防に加え、運動への心の準備や体調の把握も目的として挙げています。準備運動の時間も、体の様子を確かめる機会として考えましょう。

運動を終えるときには、クールダウンと呼ばれる整理運動も大切です。厚生労働省は、ある程度の強度の運動後に、5〜10分ほどの整理運動を行うよう示しています。通常の終了時は、急に動きを止めず、軽い動的な運動を続ける考え方です。

ただし、胸の痛みやめまいなどが出た場合は、整理運動のために動き続けないでください。不調時は運動を中止することが優先です。準備運動や整理運動の具体的な内容が分からないときは、スタッフや運動指導者に確認しましょう。

器具を使うときの注意

初めて使うマシンは、動かし方を自己流で決めず、スタッフの案内を受けてから利用しましょう。ジムの公式案内には、使い方を説明する機会を設けている例があります。説明を受けられる時間や予約の要否は、利用する店舗へ確認してください。

安全器具が備え付けられているマシンは、その器具を使うことが公式の注意事項に含まれています。取り付け方や扱い方に迷った場合は、使用前にスタッフへ尋ねましょう。分からないまま動かさず、施設のルールに沿って利用します。

使い終えた重りを元に戻すことや、マシンを拭くことも公式に案内されています。店舗ごとの利用ルールは、掲示やスタッフの説明で確認しましょう。スタッフがいる時間と施設を使える時間は異なる場合があるため、器具の説明を受けたい日は受付時間も確かめてください。

国の身体活動の指針とは

日常の中で無理なく体を動かすことを連想させる、余白のあるトレーニング空間の写真風の静物で、木の床にネイビーのゴムマットを敷き、グレーのベンチに無地のウェアを畳んで置く(イメージ)

厚生労働省は「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」を公表しています。成人、こども、高齢者の推奨事項に加え、安全に運動するための参考情報もまとめたものです。一般向けには、内容を分かりやすく伝える「アクティブガイド2023」もあります。

ここでいう身体活動には、ジムでの運動だけでなく、家事や通勤などの日常の動きも含まれます。成人版では、今より少しでも多く体を動かすことや、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないようにすることが示されています。

指針の数字は、誰もが同じ量から始めるためのものではありません。健康状態や体力などの個人差を踏まえ、強さや量を調整し、可能なことから取り組むのが基本です。ジムで運動する時間だけに目を向けず、日常の活動も含めて考えましょう。

不調を感じたときの対応

運動中に胸の痛み、動悸、めまいやふらつき、冷や汗、いつもと違う強い疲れなどを感じたら、直ちに運動を中止してください。関節や筋肉の強い痛みも中止の目安として挙げられています。予定した回数や時間まで続けようとしないことが大切です。

胸や背中の突然の激しい痛み、急な息切れや呼吸困難などは、厚生労働省が救急車を呼ぶ症状として示しています。このような症状がある場合は、119番へ通報してください。通報時は場所や症状を伝え、指令員の案内に従います。

運動後も、体調や疲れの残り方を確認しましょう。国のガイドでは、翌日の生活に支障が出るほど疲れる場合は、まず休養を取り、次回の運動の強さや量を控えるよう示しています。症状の原因や再開の可否を判断できない場合は、医師に相談してください。

まとめ

運動を始めるときは、毎回の体調確認と、準備運動・整理運動を大切にしましょう。器具は説明を受け、施設の安全ルールに沿って使います。公的な指針は、個人差を踏まえて無理なく取り組むための参考になります。不調を感じたら中止し、必要な医療につなげてください。

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